学校長ブログ

 「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」。これは、アニメ映画「紅の豚」の台詞です。
 「森は何年もかけて出来上がるのよ。私たちの祖先が、この森と暮らし始めて、何年も手入れして、今じゃ数少ないホタルが棲む貴重な森になった。」
これは昨年の「ひなづる祭」で上演された中学校有志による劇「受ケ継ガレルモノ」の台詞です。
 
~あらすじ~
 豊かな自然溢れる里山にあるのどかな町、今日も子供たちのにぎやかな声が聞こえてきます。ある日、そんな里山に開発の計画が!開発するのか、町のみんなが愛する里山を守るのか、二つの間で揺れる市長。そんな中、住民たちが立ち上がる!はたして、愛する里山を守ることができるのでしょうか。
 
 二項対立的課題をどのような考えによって解決していくのでしょうか。劇を観ることのできない方に子どもたちの思考の世界をお伝えすると、こんな感じでしょうか。
 
↓↓<下図をクリックすると画像が開きます>↓↓

 
 え、味気ない。やはり、そうですよ。
…みんなで登山

この時期の旬の食べ物に「新じゃが」があります。
皆さん、モリモリと食べていますか。
新たな生命力を取り込み更に元気になっていますか。
 
ところで、5月17日の誕生花が「ジャガイモ」であることをご存じでしたか。
私ですか、ブログを書くために色々と調べていて、それで知りました。
 
5月17日が貞静学園の創立記念日です。
 
今年は貞静学園創立88年に当たります。
この5月17日はまた、貞静学園の創立者高橋マキ先生のお誕生日でもあります。
マキ先生は、現在の群馬県前橋市に、明治18年5月17日にお生まれになりました。
 
マキ先生は、現在の群馬大学を卒業後、更にお茶の水女子大学で国語と体育を専攻されました。
教師生活を続ける中で、西欧の教育視察をしたいと大正14年、40歳で渡欧します。
45歳の時に、次代を担う子どもたちを育てる女性の育成を教育理念として、この地に貞静学園を創設されました。
 
当時の時代背景を思えば、貞静学園の創設には並々ならぬ決意をお持ちになったのではないかと思います。
 
 
「朝清掃で気持ちの良い朝を」M・K(女子生徒)
 
私が朝清掃する上で思っていることは、門の回りや玄関を清掃してキレイにすることによって、
気持ちまでキレイになり一日の始まりを気持ちよくスタートできることです。
そうすることにより、朝登校した生徒が掃除されたキレイな玄関に迎えられて、とても気持ちが良いと思います。
この朝清掃は、各クラスで当番制になっていて、必ず全員に回ってきます。
貞静学園の伝統的な取り組みです。

 
 
「朝清掃について」K・S(男子生徒)
 
当初はなんでやらないといけないのか、面倒くさいなと思っていました。
二年三年と進級していくにつれて、自分の人生に「為になることなのだな」と感じていきました

 
 
朝清掃で生徒は心を磨いています。
綺麗な玄関が生徒やお客様を迎える貞静学園です。
 
…みんなで登山

10日後には中間試験になります。
 
中間試験を目前にしてどんなことを思いますか。
「中間試験、頑張るぞ!」そんな言葉ですか。それとも目標や勉強の計画をしっかりとイメージしますか。
今回は、運動なら粘り強く頑張れるけれど、勉強は、(国語が、数学は、英語も……)苦手だという生徒を「金槌」(泳げない人)に見立てて、そういう人に刺さる言葉とはどんな言葉かを想像してみることにしましょう。
 
 
 父親 「人生、人のせいにするな!」
    「人生を楽しいものにするのは自分の力なんだ。誰かがしてくれるものじゃないんだ」
 息子 「お父さんは、俺のこと、どうでもいいんじゃないか。俺なんか、死んだ方がいいと思ってるんだ」
     (と、吐き捨てるように言い、海に飛び込む)
 先生 「直也君、泳げないんですよ」
     (直也は、犬かきもできずに手をばたつかせている)
 父親 「泳いでこい、直也。生きていたいと思うなら泳いでこい。
     親を恨んで世の中を恨んで溺れて死ぬ気なのかそんなつまらない人生を送るつもりなのか
     (直也は溺れかけ、ただ手をばたつかせているだけである)
 父親 「直也、泳いでこい、ほら、泳いでこい。
     必死で生きようと思えば、手をさしのべてくれる人がいる。俺はそうやって生きてきたんだ」
     (…直也は、やっと父親と手を握れる距離まで海を移動した)
 
 
この会話は映画(『俺たちの旅-30年目の運命-』)の一コマです。
実際であれは、同じように金槌であったとしても海に飛び込んで溺れている人を助けようとする、そう気持ちが動くでしょう。
直也君は父親の叫びに自身の生きる底力を呼び覚まされたのだと管見な解釈をしています。
この一コマを敷衍して捉えれば、直也君は「何を」「どのようにすればいいのか」を感じ取れたから岸まで移動できたのではないか。
 
勉強に話を戻せば、「何を」「どのようにすればいいのか」を伝える言葉が「人の心に刺さる言葉」なのではないかと思います。
 
あなたは「心に刺さる言葉」をかけてもらえていますか。
「心に刺さる言葉」を受け止められていますか。
どれだけ「心に刺さる言葉」を見つけていますか
 
…みんなで登山

年齢を問わず「自分の大切にしている人が笑うと自分も笑みがこぼれてしまう」、
そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
標題の言葉は、4月28日(土)『朝日新聞』の「折々のことば」の一節なのですが、
つい最近も「笑みをこぼしている」場面に触れることがありました。
「やってるな」と思いました。今回は、そんな風景について書くことにします。
 
その風景は、時は4月26日(木)午前11時頃だったか。
場所は山梨県にある「レイクホテル西湖」。
その日は、湖畔の東方に雪を冠した富士山が青空に映えていました。
「笑みをこぼしている」風景は、そのホテル内の「さくらの間」での一コマです。
「第2回単語王決定戦」の採点終了後のことでした。
 
 
 生徒A 「ねえ、ねえ、先生。私、すごいと思わない。
 先生B 「どうして。」(と、低いテンション)
 生徒A 「私ってすごいでしょう。そう思わない。
      (と、ハイテンションで答案を先生の顔に近づけながら)
 生徒A 「1回目はさ、××点だったんだよ。でもさ、今回は○○点以上も上がったんだよ。私、えらいでしょう。
      (と、興奮が収まらない)
 先生B  「そりゃすごい。頑張ったね。よかったね…。
      (と、ハイテンションになる)
 
 
会話文には誇張した表現が1ミリだけあるかもしれません。
でも、私は、努力の成果を素直に言葉にしたり全身であらわしたりしているあの生徒、
自己肯定するあの生徒の笑顔
を今でも忘れていません。
 
「あなたが笑うとあなたの大切な人が笑うよ」。
万緑のこの時節、「あなたが笑う」ことを楽しみに力を傾けている人(友人・保護者・教職員…)がいますよ。
 
今回は、「あなたが笑う」とあなたを大切に思う人が笑うについてお話ししました。
 
…みんなで登山

4月21日(土)の保護者会、お忙しい中ご出席をたまわりありがとうございます。
保護者会では、次の3点についてお話をさせていただきました。
①校長ブログ
②学校がおかれている状況
③皆さまへのご相談
 
  
今回のブログは、③「皆さまへのご相談」のお話の中で取り上げた「無遅刻・無欠席・無早退」について書くことにします。
 
 
<「無遅刻・無欠席・無早退」を目指そう>って、「健康を最優先する価値観」の押しつけか?
そのような価値観は一ミリもございません
「体調が少しくらい悪くても無理して登校すべきだという考え」なのか。
そんな考えは一ミリもございません
 
こんな項目を挙げながら「生徒もさまざまなことに悩みつつ(学校)生活をしている」とお話しました。
特に、今、新入生は最も緊張した学校生活を送っていると思います。
 
・新しい環境に慣れる       ・新たな学習(教科・担当者)
・行事(クラスでの話し合い…)  ・宿題(忘れる・分からない…)
・テスト(頻繁・難しい…)    ・体調を崩した
・親子、友人、教師との関係…   ・進路の悩み
 
「無遅刻・無欠席・無早退」を達成するには、運のよさにも恵まれなければかなわないことかも知れないとも話しました。
 
 
つまり、こういうことをお伝えしたかったのです。
保護者の皆さんにはお子さんの多忙さ、悩み多きことに寄り添いながら、学校に送り出していただきたいということです。
生徒に向けては、「たくさんの試練を抱えているだろうが、頑張って登校しよう」という表現になるわけです。
そういうお願いと期待を<「無遅刻・無欠席・無早退」>というフレーズにしてお話したわけです。
 
今回は、「無遅刻・無欠席・無早退」を呼びかける意味について書きました。
来週は5月の連休があります。「校長ブログ」もお休みします。
 
…みんなで登山

pagetop