【校長ブログ「今日が楽しい」「明日が待たれる」】おみせやさんごっこ
|学校長ブログ|
先月末に、本学園の幼児教育・保育系進学コースの高校2年生が、貞静幼稚園の園児たちと「おみせやさんごっこ」を行いました。
幼稚園、保育所では、遊びを通しての総合的な学びが基本となります。
この際、幼稚園・保育所における教育内容である「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の五領域を意識して活動を計画し、遊びにとりくむことで、子どもたちの総合的な学びにつなげることができます。
「健康」では、例えば商品を作成するためにはさみを安全に使えること。
「人間関係」では、友だちと相談したり、協力したりして準備すること。自分の考えを友だちや先生に伝えること。ごっこ遊びのルールを守ること。
「環境」では、身近なお店の仕組みを知りそれをまねること。お店の看板を作ったり、品物の値段を決めたりすること。品物を作って商品を準備すること。
「言葉」では、看板の文字や値段を書くこと。買い物をする際のコミュニケーションの在り方を知ること。数を数えて品物のやり取りをすること。
「表現」では、身近なものを使って商品づくりをすること。ものを売る人、買う人を演じること。
「おみせやさんごっこ」の活動は、五領域がバランスよくかかわっています。
実際におみせやさんごっこを企画、準備をし、貞静幼稚園の園児たちを招いての活動は、将来幼児教育に携わることを目指す生徒たちにとってとても良い学びとなりました。