夏の文学散歩 その1
|クラブ活動ブログ||文芸部|
こんにちは、文芸部です。夏休みに入りました。
今年は3年生の部員が多いので、遠出は避けて近場へのお出かけです。
第一弾は、学校から近いところで。
まずは部員からのリクエストで、東京都戦没者霊園。
学校から一駅、後楽園の駅のすぐ近くにこんなところがあるとは知りませんでした。
礫川公園を抜けて階段を上ると、静かな空間が広がっています。
資料館には様々な遺品が展示されています。千人針やさまざまな寄せ書きをされた国旗、
召集令状、そして戦死を伝える無機質な文字。
ガラスケースに静かに並べられているだけの展示なのですが、無言の訴えがかえって伝わってくるように感じます。
ちかくに春日局像があるんですよー、と教えていただいたので、春日局を捜し、
「こんにゃくえんま」こと源覚寺にもおまいりし、
(ここも本当はとっても面白いんですよ!願いがかなったらこんにゃくをお供えするんですよ。)
そして、暑いので電車に乗るかな、と思ったら高校生は元気ですね。
歩く!というのでこんにゃくえんまから菊坂を通って、
「本郷もかねやすまでは江戸のうち」のかねやすの近くを通って、
東大のそばを通って、
一年ぶりの湯島天神!
去年は進路のことなど遠かったのになあ。
しっかりお参りして、絵馬も結んで、今日の散歩を終えました。
天神さまも、文豪たちも、歴史上の様々な人々も、きっと力を貸してくれるはず!
あとは努力あるのみです。