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学園紹介
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理事長挨拶
GREETING
学園紹介

理事長挨拶

学校法人貞静学園は、1930年、髙橋マキ先生の「人間の幸福は女性の手に託されている。」という理念のもと、これからの社会は「幼児教育の重要性と幼児を教育する保育者」が必要であるとの考えから、1932年、先ず幼稚園と保姆養成所が設立され、その後中学校・高等学校が設立され現在に至っています。

本学園は、「女子教育」で始まりましたが、時代の流れとともに、幼稚園、専門学校、中学校、高等学校が男女共学となり、これまで多くの卒業生・卒園生を輩出し、2023年5月で創立93年を迎えています。

「貞静学園」の校名は、学園創立にあたり、漢学の大家、簡野道明先生により命名していただき、「貞静」とは、「志が固く、誠実」を意味しています。本学の建学の精神と校風はこの意味に象徴されています。

また、「菊水」の校章は、菊の気品の高尚さとゆかしさを尊び、「品格の高い人」を象徴しているといわれています。さらに、生命の源である水のように、「清らかさと力強さ」を具え、「何事にも主体的に順応できる有能な人」を表しています。本校の校章は、兵庫県湊川神社(祭神楠木正成公)からいただいたものです。

創立して以来、戦前・戦中・戦後と激動の時代の中で、貞静学園で働いてくださった多くの教職員や、生徒・学生たちがこの学園の歴史を刻んでくださり、本日に至っています。先人の大変な努力に心から敬意と感謝の意を表し、これからも貞静学園が100周年、120周年と歴史を重ねて行ってほしいと願っています。

学校法人貞静学園
理事長 奥 明子