学校長ブログ

 皆さんは、夏の風物詩といえばどんなものを思い起こしますか
 やはり「花火大会」とか「夏祭り」でしょうか。都内の花火大会でいえば、下町の「隅田川花火大会」。今年も約2万発もの花火が打ち上げられたようです。祭りでは都内に日本三大祭りの一つ「神田祭」があります。しかしこれは、例祭が5月15日です。夏の風物詩としてはやはり「祇園祭」。中でも「宵山」が象徴的かもしれませんね。
 
 こういう方も少なくないのではと思います。実は、その一人が私なんです。
 球児の憧れの「夏の甲子園」。通常は「1都1道2府43県」、うち北海道と東京都からそれぞれ2校ずつ出場しますので、49校がトーナメント方式で優勝を目指して技術と精神力、そして勝利の女神を味方につけて激突するわけです。今年の大会は第100回の記念大会ということで56代表が出場するようです。今年の抽選は8月2日、試合は8月5日から阪神甲子園球場で行われます。未だ優勝旗は白河の関を越えておりませんね
  
  
 前置きが長くなりましたが、「学校」から見た夏の風物詩としては、一つは合宿でしょうか。本校における最も早い合宿は、7月30日(月)から2泊3日で、茨城県高萩市にて行われた高校サッカー部です。
 合宿のしおりを見ますと、合宿の目的に次の一つが掲げられていました。
  
 <高校サッカー選手権大会を戦い抜けるチーム作り
 高校サッカー選手権大会は例年3年生最後の公式戦としてチームとしても一つでも多く勝ちをもぎ取れるよう取り組んでいる。この時期は、技術はもちろん炎天下なので80分間を戦いぬく体力と精神力が必要である
 
 <合宿中におけるキャプテンの一言>
 高校最後のサッカー部での合宿です。いつも中庭の限られたスペースで練習をしているので広い場所で練習ができるのでみんな意気込んでいました。しかし、1日目の練習試合はとても辛いものでした。今までの練習での走り込みが通用しなくてとても悔しい思いをしました。
 また、最初は文句などマイナスの言葉が多かった。しかし、合宿での練習を重ねるに従って辛い時や苦しい時にみんなで励ます声が増えていった気がします。残り1日、結果はもちろん内容にもこだわって試合に臨みたいです。
 
 <顧問からの一言>
 生徒たちは何かを掴み取ろうと頑張っています。ただ、暑さとメンタルの弱さからなかなか思うように体が動いていません。今から急に上手くなるのはなかなか難しいですが、強くなることはできます。課題は山積みですが、ぶち当たった壁を乗り越えられるように声がけをしていきます。「最後に気持ちの強い方にボールが転がる」という言葉があるようにいろんなところで自分達のボールにできるよう強い気持ちを持たせて頑張らせていきます。
 
 炎天下の中、生徒と顧問とが気持ちを一つにして、目標に向かって「サッカー」に苦しみサッカーを楽しいでいる。中には、ブヨに苦しんだ人もいたと聞きます。でも、それもこれも、合宿に参加した人たちだけの宝物だと思います
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今年度の本校の語学研修についてご紹介します。

 

日  程:7月22日(日)から8月2日(木)の12日間
参加生徒:中学生4名、高校生5名

 

研 修 先:
・研修地…ニュージーランド
※犯罪率の低いところ。ニュージーランドの人々は大変穏やかで素朴な人ばかり。週末ともなれば、大自然を楽しんだりアクティビティを楽しんだりと家庭で過ごす時間を大切にして心豊かな生活を送っています。

 

・学校名…Katikati College
※1966年設立。オークランドから車で約2時間のところにあります。日本の小学校6から高校2年生までが在籍しています。在籍生徒数は約900名です。

 

<研修の特徴>
「Katikati College」で、午前中は英語研修、午後はバディのクラスに入って現地の授業体験をします。一人ひとりがホームステイする環境で英語を学ぶとともに、現地の学生と交流するなど、学びの多いプログラムです。

引率教員から参加生徒の「ホームステイに向けての意気込み」の報告がありました。ここで紹介します。

 

~中学生~
・英語が上達できるように頑張ります。(Y・M)

・昨日より今日、今日より明日、と日々成長していきたい。(K・M)

・トラブルなく、日々成長を感じていきたい。(A・Z)

・自分の知っている英語で、できる限りのコミュニケーションをとっていきたい。(U・H)

 

~高校生~
・自分の視野を広げていきたい(ホームシックを治したい)。(I・K)

・ホームステイで積極的にお手伝いをしていきたい。(U・C)

・落ち着いて行動できるようにしていきたい。(E・M)

・いつもと違う環境で過ごすことを通して、自分の成長を感じたい。(Y・M)

・英語力をしっかり身につけて、外国人の前でもビビらずに英語を喋れるようにしていく。(T・K)

 

「無形の資産」をたくさんお土産に帰国することを願っています。現地からのホットな報告は貞静学園のホームページ「貞静ニュース」をご覧ください。
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 7月13日(金)から1泊2日で、中学校の校外学習を「足尾銅山・日光」にて行いました。そこでイロハモミジの植樹体験をしました。足尾銅山の煙害で荒廃した足尾の山に「100万本の木を植えよう」という壮大な目標の100万分の1ほどの貢献をそれぞれ行いました。『木を植えた男』の主人公「ブフィエ」のような不屈の精神はまだ芽吹いていませんが、緑の大地を夢見る思いは一緒だったかもしれません。
 
 『木を植えた男』(ジャン・ジオノ原作 フレデリック・バック絵 寺岡襄訳 あすなろ書房)の一部を引用しながら物語の内容について説明をします。
 
 主人公は、エルゼアール・ブフィエ氏。年齢55歳。ふもとに農場を持ち、家族と一緒に暮らしていた。ところが突然、一人息子を失い、間もなく奥さんも後を追った。そこで、ゆっくり歩む人生に、ささやかな喜びを見出していた。
 でも、何かためになる仕事をしたいと考え、そこで思い立ったのが、不毛の地に生命の種を植えつけることだった。木のない土地は、死んだも同然なのである。
 
 フランスのプロヴァンス地方、誰も足を踏み入れぬような天空に近い高地の堅い雑草が地をはうような場所。次は、羊を飼いながら、そこに生命の種を植えるある男の様子です。
 
 
 まずかれは、大きめのどんぐりを選びだし、さらに目を近づけて、ひびいったものをとりのけながら、10粒ずつにふりわけた。さいごには、完全な形をした100粒のどんぐりが残された。そこで男は仕事をやめた。
 
 (翌日)さらに200メートルほど山道を登ったところで、男はあの鉄棒を地面につきたてはじめた。そうしてできた穴のなかに、こんどは用意したどんぐりを一つ一つ埋めこんでは、ていねいに土をかぶせた。かれは、カシワの木を植えていたのだった。
 「あなたの土地ですか?」と聞くと、「いいや、ちがう」と、かれはこたえた。「だれのものだか知らないが、そんなことはどうでもいいさ」と、ただただかれは、ていねいに、100粒のどんぐりを植えこんでいった
 3年前からこの荒れ地に、かれは木を植えつづけているのだという
 まず10万個の種を植え、そのうち2万個が芽を出した。その半分近くが、やがてだめになるだろう、とかれは見こんだ。動物にかじられるか、予期せぬことが起こるかして。  
 それでも、のこる1万本のカシワの木が、そこに根づくことになる。ほとんど不毛の地だったというのに
 
 こうしたその男の37年間の営みによって荒れ果てた地が緑豊かな地となっていった。一つ、また一つと、村が再興されていき、そこでは若い男女が笑い、陽気な声を上げている
 
 
 100万分の1の貢献や緑の大地を願う人々の思いがリレーされ、生活を楽しむ緑豊かな足尾の山となるだろう。そういう願いを込めて生徒たちも植樹したと思います。
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 あなたは、サケの「故郷の川のにおいを感知する力」ってどんな力かご存じでしたか。そしてその力は何に役立っているか想像できますか。
 
 本日のブログは食べて美味しい「サケ」、アウトドア派を楽しませてくれる「サケ」、不思議さいっぱいの「サケ」、サケの驚異を取り上げます。
 *淡水、海水、淡水と生活の場を変えていく一般的なサケの場合
 
 
 ・仔魚(しぎょ)…孵化(ふか)してからすべての鰭(ひれ)が完成するまで。
 ・稚魚(ちぎょ)…鰭が発達し自分で餌(えさ)を摂(と)るようになってからをいう。
 ・スモルト…海水への適応が完了した稚魚のこと
       (「銀毛(ぎんけ)」ともいう)
     ※スモルトに変態したサケが故郷の川を下り、海へと移動します。
      日本からベーリング海を経てアラスカ湾までを回遊。
      回遊距離は1万キロメートルにも及ぶといいます。
      3~5年を海で過ごし、体長でスモルトに変態したサケの10~15倍に、
      体重で1000~3000倍に成長するということです。
     ※北海道におけるサケの成熟年齢は2~9年魚、そのうち回帰魚の8割を
      占めるのが4~5年魚だといいます。
  
 ☆母川回帰…産卵のために故郷の川へ帰ってくることをいう。
     ※なぜ、故郷の川へ戻れるのか?については、諸説あるようです。
      ①故郷の川のにおいを感知できるから。
      ②サケにある体内時計によって。
      ③磁気コンパスを持っているから。
 
 ★一回繁殖…一生に一度の繁殖。
     ※生まれた川にもどるのに、川の流れに逆らい、急流を遡上したりえん堤を
      越えたりしてくる。その産卵場所では他の雄との闘いに勝たなければならない。
      繁殖までに多大なエネルギーを必要とします。繁殖を終えると間もなく死んでしまう。
 
 
 サケが「故郷の川のにおいを感知できる」というのは、稚魚の時期に身につける後天的学習?で、故郷の川へ遡上するときに発揮される力と言えそうですね。いわばそれがサケの「感知力」
 この「感知力」が無ければ一回繁殖が可能にならないのでしょうから、「感知力」は命を紡いでいくための「力」・「技」であると言えるかも知れませんね。
 この仕組みは不思議であり驚きです。
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 6月より学級日誌に「10年後の夢」、更には「抱いた夢で一流になるために必要なこと」について、自分の思いを書いてもらっています。今回は、その一部を紹介します。
 
 
<10年後の夢>
 私は、貞静学園に入って充実した生活をおくっている先生方を見て、自分も高校教師になりたいと思うようになりました。具体的な教科は数学なのですが、実は一番の苦手教科かも知れません。ですが、数学の勉強はとても楽しく感じます。また、今、自分がどこがどう分からないかを将来分かりやすい説明につなげられたらと思います。
 
 僕の10年後は、何かしら「本」に関係する仕事に就いていたいと思っています。僕は本が好きなので「編集者」が今一番の候補です。仕事は、自分がやりたいことをやればいいと思っているので、仕事を楽しむことを念頭に、頑張っていればいいなと思います。
 
<一流になる>
 私が思う一流の教師とは、担当する教科を生徒たちに好きになってもらえるほど魅力のある授業ができる人のことです。ですが、それだけではなく、どんなに初歩的なことでも広い心で教えたり、生徒たちの未来について真剣に考えられる愛情を持っていたりすることが最も大切だと思います。
 
 
 いかがでしたか。刺さりませんでしたか
 2016年「リクルート進学総研」発表によると「就きたい職業ランキング5」は以下の通りです。
 【女子】1位 看護師  2位 保育士・幼稚園教諭・幼児保育関連  3位 教師 
     4位 俳優・アイドル・ミュージシャン・声優・芸能関連   5位 薬剤師
 
 【男子】1位 公務員(国家・地方、警察・消防・自衛官)  2位 教師 
     2位 製造業(自動車・造船など)  4位 建築士・建築関連 
     5位 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・リハビリ
 
 価値観や生き方が多様な社会から自分を「区分する」ことは大変な作業です。多様な社会・時代だからこそ「自己教育力」を高めたいと考え、「夢」を語らせているんです。
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