学校長ブログ

09月02日 (水)

二学期始業式 式辞

おはようございます。
42日間の長い夏休みも、終わってみれば「あっ」という間でした。幸いにも全校生徒、誰一人大きな事故怪我にも合わず無事に過ごしてくれたことを大変嬉しく思います。みなさんの顔を見ると真っ黒に日焼けしている人が多く、一段と逞しくなってきたなーと感じます。
 今年の夏休みは、気象観測開始以来の連続猛暑日の記録更新に象徴されるように暑い夏でありました。更に地球温暖化の影響なのか、海水浴場にサメが出没し楽しみにしていた海水浴も中止等いう事態も起きました。
 一方、今年は戦後70年ということで様々な視点から先の大戦に関する報道や記念式典等がありました。改めて平和の大切さ、今の時代に生まれたことへの感謝を感じました。そして、二度と戦争を起こしてはならないという強い思いを確認しました。今から70年前の戦争では日本人がおよそ300万の尊い命が失われ、広島と長崎に原子爆弾が落とされ一瞬にして20万人以上の方の尊い命が奪われました。この時被爆した人たちは、その後何十年も放射能の影響から苦しみを強いられたことは、生徒の皆さんも色々な勉強から学んで知っていることと思います。その他にも様々な出来事や悲惨な事実がありましたが、多くは申しません。そこで、私をはじめ生徒の皆さんもこの不幸な歴史を忘れることなく多くのことを学びとり、何故そうなったのか、どうすれば避けられたのか等をしっかり見つめ、皆さんの活躍する時代も平和な世の中が続くよう一緒に努力をしてまいりましょう。
 また、甲子園をはじめ日本各地で例年に負けない高校生や中学生の皆さんの溌剌としたプレーが繰り広げられ、多くの人たちに感動と勇気をいただきました。「日本の未来を担う若者達がここにいる。」という嬉しさがこみ上げてきました。結果は時の運もあり予想を超えるものや、実力通りの結果となり悲喜こもごもでありますが、出来るなら全ての選手やチームに優勝の栄誉を与えてあげたいと思います。特に高校野球では、関東勢の大活躍が話題を呼びました。
 生徒の皆さん方の近くの人や知っている人が活躍していたかもしれません。 来年度は、ここにいる本校の生徒の中から関東大会或いは全国大会に出場する選手やチームが出現することを期待しております。それには、日頃からの練習や個々の努力が大切です。高い目標や意識をもって望むことから道は開かれます。諦めず頑張ってください。君たちはまだまだ伸びざかりです。5年先の東京オリンピック選手の候補の一人としての可能性を持っているわけです。また、スポーツだけではありません。文化面でも大いに期待しております。精進して下さい。期待しております。
 さて、長い2学期が始まります。そして、沢山の行事も控えております。近いところでは、9月17日の芸術鑑賞会、19日・20日のひなづる祭があります。生徒会や3年生のみなさんを中心に一学期から準備など一生懸命取り組んでいる姿を見かけました。その成果を楽しみにしています。ひなづる祭を成功させるためには、生徒会、実行委員会などのみなさんが一致団結して、生徒のみなさんの先頭に立ち元気に取り組むことが大事です。又、生徒一人一人がそれに協力し、真剣に活動に参加することだと思います。このひなづる祭では、至誠・和敬・慈愛を、次の言葉に置き換えて頑張ってみてください。至誠は何事にも一生懸命取り組む、和敬は仲間と共に協力して取り組む、慈愛は仲間や来校者の皆様方に感謝の気持ちをもっておもてなしをする。この気持ちを忘れずにひなづる祭を成功に導いてください。
 一方、この2学期は、高校3年生或いは中学3年生にとって将来への足がかりとなる大変大事な時期となります。自分を甘やかす言い訳は沢山ありますが、「後悔先に立たず」です。あの時勉強しておけば、あの一言で目が覚めていたらと悔やむことのなきよう、自分で出来ることから確実に取り組むことが大事です。目先の不安や誘惑に惑わされず自分の目標をしっかり持ち、1日も早く頑張りモードに切り替えて下さい。
最後に、先ほども申しましたが、2学期も同じように、至誠・和敬・慈愛を実践し、建学の精神である「社会や人の役に立つ人間」としての成長をお願いすると共に基本的生活習慣の定着もお願いします。夏休み中に乱れた生活習慣で過ごした人もいたと思います。目的や目標を定めて計画的に精一杯の取り組みを実践し、安全で楽しい学校生活を更に作り上げていきましょう。

 ようやく暑さの峠も過ぎて、幾分気温の低下を感じるこの頃ですが、暑い夏はまだ続いております。
 残暑お見舞い申し上げます。
 7月19日から42日間という長期にわたる夏休みも、残すところあと1週間となりました。夏期講習、部活の合宿等の学校行事や家族旅行など多くの素適な体験を通して一段と成長された生徒の皆さんとの再会が近づいてまいりました。時々学校で見かける生徒の皆さんの横顔は、夏の始めより一層黒く日に焼け、逞しさも増してきたと感じておりました。
 さて、この夏休み中に大阪の寝屋川市で残念な事件が発生しました。中一の男女が行方不明の末、遺体で発見されました。まだ事件の概要の解明がなされていませんので詳しくは申し上げられませんが、犯人への憤りは禁じえません。生徒の皆さんには、これからのご自分の生活の安全への見直しを図っていただきたいと思っています。携帯があるからとか、防犯カメラがあるとか、交番があるとか、人通りがあるから安全なのではありません。一番大事なことは、自分自身が危険を察知できる判断力や思考力、回避能力を身に着けなければならないということです。決して人任せ、物任せになることなく、これから残された夏休みの安全な生活をお願いします。また、二学期以降の生活の安全についてもしっかりとご家族の皆様と一緒に考えて通学、活動をお願いします。最後になりますが、保護者の皆様方にもお子様の安全な生活についてのご対応をよろしくお願い申し上げます。
 

07月27日 (月)

一学期終業式 式辞

 4月7日からスタートして約四ヶ月が過ぎました。この四ヶ月を振り返ると様々なことがありましたが,大きな事故や怪我もなく522名の生徒の皆さんが無事終業式を迎えられたことは何よりと考えます。
 4月のはじめに建学の精神の話と次の二つのことを話しました。「一つ目は,集団生活を通して皆さん一人一人の「生きる力」を育てて欲しいということ」「二つ目は,正しい生活習慣を身に付けて欲しいということ」をお願いいたしました。
 さて、1学期を振り返り、如何でしたでしょうか。至誠・和敬・慈愛の三つの心は身についてきておりますか。心というものはいつも一定ではなく大きくぶれることが間々ありますので、何時も安定した心持を保ち続けることは確かに難しいことではありますが、「心の中に物差し」を持ち、自分の行いを見つめなおす姿勢を持ち続けてください。そして、今年、私が皆さん方に期待していることは、「主体性を持つ」こととしております。
 私の時代は価値観が一つ或いはいくつかに限定され、選択することに迷いのない時代の流れがありました。従って人から言われて行うことや言われることを待っているような人でも生きていくことが出来ましたが、皆さん方が生きているこの時代、もしくは活躍が期待されている時代は、価値観が多様化し、情報がたくさんあふれている時代であり、何が大切か、何をなすべきかは自分自身の判断で見つけて実行していく時代であることは間違いありません。求められているのは何事も自らやるべきことを見つけ行動できる人であり、その過程での失敗にめげず、何度でも挑戦していく粘りとやる気のある人です。
 皆さんもよく知っているメジャーリーガーのイチロー選手は。「壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。」と話しております。この言葉の示すものは,イチロー選手の限りない前向きな姿勢であり、待っていては道は開かれないということです。自分から取り組み、努力し続けることでしか壁は乗り越えられない。頑張っているから得られる試練であり、その先には希望や未来が見えてくるということです。ただ努力するのではなく、他律的ではなく自律したひとりの人間として主体的に考え・判断し・行動できることで、自分で立派に一人前に生きていく事が出来ます。
 この夏休みの期間中、様々なことに挑戦する機会があると思いますが、この言葉を思い出し、自分自身の成長につながる努力や取り組みを進めてください。頼れるのは、今頑張っている自分です。また、本校で推進していますボランティア活動にも積極的に取り組んでいただきたいと思っております。本格的なボランティアでなくても,お家の人のため,或いは地域のために何かお手伝いを42日間きっちりと取り組んでみて下さい。花の水まき,愛犬の散歩,お母さんの買い物代行,などどんな些細な事でも良いです。人の役に立つ経験をしてみて下さい。毎日続けるのは大変ですが人に感謝されるって事は凄く気持ちの良いことです。今の時代,自分のことしか考えない人が多く,たくさんの人と繋がりがもてなく,孤独な人が多いとも聞いています。このチャンスに家族や地域の人との繋がりを再確認して下さい。
 更に,この42日間に何をするのか,目標と計画をしっかり立てることをお願いします。何となく過ごすのと,これをマスターするとか,何かに挑戦するとか,随分と違いが出てきます。勉強には近道はないのです。「継続は力なり」「千里の道も一歩から」などコツコツ続けることで力をためていくことでしかありません。地道な努力を重ねることが出来るというのも一つの才能です。 例えば、一度にフルマラソン42キロを走るのは難しいでのすが、1日1キロ,或いは3キロ、5キロと少しづつ力をつけて粘り強く目標をもって頑張ればいつかは42キロを完走しゴールにたどり着きます。勉強も同じです。目標を立て、方法を考え、諦めない強い心でこの夏に何かをなし遂げてみてください。 特に高校3年生は、人生を左右する受験を控えている訳です。受験はすべて段取りとも言われことがあります。しっかりと先を見通して、確かな計画を立てて着実な歩みを進めてください。最後に,温暖化の影響なのか暑い夏が予測されます。特に、熱中症による事故が増えておりますので、水分補給など細目に取るなに気を配り,健康で過ごして下さい。また、毎年繰り返される水の事故,身近なところで起きる交通事故等にも十分気を付けて安全な夏休みをお送りください。
 9月1日に明るく元気な笑顔の皆さんと会えることを楽しみにしております。

 6月16日(火)、本校記念ホールにて美肌師・生活アドバイザーの佐伯チズ先生を招き、公益財団法人一ツ橋文芸教育振興会主催の『2015高校生のための文化講演会』が開催されました。
「願えば、かなう」と題し、思春期で悩み多き高校生に真摯に向き合った内容で、予定時間の90分を超過してのご講演をいただきました。
ご自身の様々な人生経験をもとに熱く語る佐伯先生に、生徒たちは徐々に引き込まれていき、佐伯先生の人柄と明るさ、前向きな生き方に共感し、素適な時間を過ごしたようです。生徒たちも自分の悩みや疑問をストレートにぶつけ、自分のこれからのことに真剣に向き合っていたようでした。
佐伯先生は、全体あるいは一人一人の生徒への声かけがとても温かく優しさに満ち溢れており、笑顔での応対が多く、常に前向きな会話で終始しておりました。「願えばかなうよ」と本心から生徒たちに向かって話されておりました。中でも、男子の生徒とスキンシップとしてハグをされていたのには驚きました。とても微笑ましく、照れながらも喜んでいた男子生徒たちがかわいく見えました。
改めて私たち教師側も学ばせていただきました。佐伯先生、ありがとうございました。

5月18日(月)、東京体育館を会場に「平成27年度体育祭」が開催されました。
今年の体育祭は、平成26年度の卒業生から贈られた「優勝旗」の争奪もあってか、昨年度以上に白熱した戦いが繰り広げられ、息をつく暇もないくらいに緊張感に満ちた演技・競技の連続で、とても充実した内容でした。
体育祭の前日の集会において、全校生徒に優勝旗の披露をし、その争奪の第一回目の大会であること知らせました。また、日頃の学びから建学の精神「至誠・和敬・慈愛」の精神をいかに表現できるかを生徒に問いました。
言葉を変えると「至誠」は一生懸命(手を抜かず最後まで頑張る姿)、「和敬」は感謝(仲間やライバルに対して敬意を表すとともにありがとうの精神)、「慈愛」は思いやり(勝っても負けても共有した時間を大切にする気持ち)として捉え、体育祭の演技や競技、準備、応援、係の活動、家族への感謝などあらゆる場面で発揮できることを意識して取り組んでほしい旨を話しました。
このねらいへの取り組み状況は、前述した当日の様子から、おおむね達成できたかなと思っております。しかし、達成の度合いを細かく分析すると至らぬ点や不十分な面はまだまだ見受けられますので、しっかりと事後の反省を行い、改善してまいりたいと思っております。
最後に、当日はご多用の中600名を超す保護者をはじめご家族の皆様方のご観覧を頂き、生徒たちの励みとなりました。誠にありがとうございました。

 

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