【高2 オーストラリア修学旅行】 6日目 無事に帰国しました!
|貞静ニュース|
たくさんの「経験」と「思い出」と「お土産」を持って、全員無事に帰国しました!
予定より少し早く、4:50に羽田空港に到着しました。入国審査・税関審査を経て、5:40過ぎに全クラス解散いたしました。お見送りにお越しいただきました保護者の皆様、お忙しいところありがとうございました。
特別体調の悪い生徒はおりませんが、慣れない海外で、且つ飛行機内での睡眠でもあり、だいぶ疲れが溜まっていることと思います。日本はまだ朝を迎えたばかりですが、帰宅をしたら無理をして外出しないようにお声掛けいただければと思います。
生徒たちはこの5日間で様々な体験をしました。これまで「人から聞いていたこと」や「インターネットで調べていた情報」と、「自分で体験したこと」とは違っていたことが、いくらか、あるいは数多くあったかもしれません。自分の英語が通じるとはまったく思っていなかったけれど、たとえ単語だけでもジェスチャーだけでも、実は思っていた以上にコミュニケートすることができていたかもしれません。この修学旅行は、まさにそのような発見をするための研修でもあったのです。
たった数日間の体験でしたが、実際に異国の地に降り立ち、肌で感じることで、理屈抜きに感じることが学校の机上よりも数多くあったと思います。それは感覚的なものでも構いません。その感覚を大切に、帰国してからの「行動」や「考え方」を変えることで日々の生活に活かしていってください。君たちには「もっとホストファミリーの言っていることを理解したかった」「自分の思っていることを正確に伝えたかった」という気持ちがきっと強くあったはずです。その気持ちを忘れないでください。そして、その気持ちをこれから英語を学んでいくモチベーションに代えていきましょう!
これで修学旅行が終わったわけではありません。修学旅行の最終章・最終目的は、修学旅行を終えて帰国したときから始まっています。それは、この経験から「自分の何かが変わる」ということです。上に記したように、ある人の変化は「英語学習に目覚める」ことかもしれません。また、ある人は「これまで看護師を漠然と志望していたけれど、海外で看護師をやりたい」と思ったかもしれません。保育士も同様です。マッコーリー大学内のBanksia幼稚園の幼児教育プログラムは日本に比べるととても優れたものでした。そのような環境で教育活動に当たりたいと思った人もいるかもしれません。そこで感じたことを単なる思い出にせず、帰国した今日から自分の行動や考え方を変えていきましょう。それがこの修学旅行の最終目的です。そして、「日本」を見直すことも忘れずに。短い時間でしたが海外に行って初めて客観的に日本を見ることができたと思います。
最後に、この修学旅行を実現するにあたり数多くの方々にお力添えいただきました。打ち合わせから添乗まで常に細かいところまでサポートをしてくださった旅行代理店の方々、校長先生をはじめとする引率の先生方、カメラマン様、前年度の引き継ぎをしてくださった高校3年生の先生方、感謝申し上げます。そして何より、子どもたちにこのような機会を与えてくださった保護者の皆様、お見送りからお迎えまでサポートいただきまして本当にありがとうございました。
この修学旅行が、今後の生徒たちの「考え方」や「行動」に良い影響をもたらしてくれることを願って止みません。帰宅してからの生徒たちのお土産話を楽しみにしていてください。修学旅行へのご協力本当にありがとうございました。
高校2年学年主任 原 口 進