【高校2年】「SDGs社会問題スタディツアー」~よりよい社会をめざして私たちにできること~
|貞静ニュース|
4月28日(金)、高校2年生は「SDGs社会問題スタディツアー」に参加しました。
体験に取り組む生徒たちの様子、体験を終えた生徒の思いをご紹介します。
【午前】6つの社会問題体験ツアー
①育児とキャリア
日本の育休取得率は、男性の収入を減らしたくないこと、人手不足などを理由に、圧倒的に女性が多く、男性が育休を取らない人が多いことがわかった。どうしたら育休を取りやすい環境にできるか、どのように育児をしていけば良いかを考えていきたい。
②再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの問題を軽視していたが、直接命に関わることや国によっては男女の差が大きな国もあることを知った。10年後や30年後に主流になりそうな発電方法や、どうしたら再生可能エネルギーの発電量を増やせるかを考えていきたい。
③シングルマザー
シングルマザーの課題は、経済的困窮だけではないことがわかった。また、産後ケアの大切さ、産後のお母さんの大変さについても知ることができた。現在の日本においては、特に産後の支援が不足していることを学んだ。
④フェアトレード
体験を通じて、フェアトレードの仕組みを実感することができました。先進国と発展途上国の間には大きな格差があることが分かりました。そのため、さまざまな人にフェアトレード商品を知って欲しいし、買って欲しいと考えました。
⑤マイクロプラスチック
一人ひとりのポイ捨てが周りの生物を傷付け、それが巡り巡って自分たちにも害を及ぼしていることに気づきました。これ以上マイクロプラスチック問題を進行させないためにも、自分自身が意識を変えていかなければならないと思いました。
⑥異文化理解
私は日本に差別がない、自分は差別などしていないと思っていた。けれども、今回の体験プログラムで、自分の気が付かない部分で差別につながることをしていたことが分かった。これからの行動や言動が変化すると思う。
【午後】課題解決ワークショップ
午前の体験ツアーで学んだ社会問題の解決策をグループのみんなと楽しく協力しながら、考えました。今回の体験を活かし、さらに探究を深め、社会に役立つ活動をみんなで力を合わせてしていきたいと思います。
持続可能な社会をつくることは、私たち一人ひとりの小さな取り組みから始まります。
このブログを通して、私たちの活動を随時紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。