基礎保健医療特別講座
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暑中お見舞い申し上げます。
毎日蒸し暑い日々がつづいています、いかがお過ごしですか。
体調など崩されませんよう。
今日は3年生の希望者が、基礎保健医療医療の特別講座を受けています。
ちょっと教室をのぞいてみました。
「話すスピードは・・・」
面接では、そういうことも大事ですね。
取り上げる内容も、この度の震災のことやボランティアなど、
いま考えておかなければならない大事なことを扱っていました。
今日登校していない生徒たちも、オープンキャンパスやら何やらで
忙しく過ごしている模様。
毎日のように誰かしら登校し、夏期講習や願書やエントリーシートの仕上げ、
小論文、と頑張っていました。
とりあえず、今日で夏期講習の前半も終了、
しばらくは自分との戦いです。
1年生、2年生もそれぞれの夏を過ごしていることでしょう。
さて、今日は8月6日、66回目の原爆忌です。
今年亡くなられた方を含め、犠牲者は27万人をこえたそうです。
少々前の作品になりますが、
こうの史代さんという漫画家さんの『夕凪の街 桜の国』という佳品があります。
誰もあの事を言わない いまだにわけが わからないのだ
わかっているのは「死ねばいい」と誰かに思われたということ
思われたのに生き延びているということ
それまでのごく普通の、いとおしい生活が一瞬にして消えてしまった恐怖。
そしてその後、残った人々の葛藤。
今回の東日本大震災ではやはり一瞬にして2万人以上の方が犠牲になり、
ここでも普通の生活が、一瞬にして姿を変えてしまいました。
いま、確かに生きている実感があります。
しかしそれは、本当に奇跡的な現象なのかもしれません。
いのちのあることの不思議さ、重み、ありがたさ…
様々な出来事から、
私たちには、学ばなければならないことがたくさんあるのだと思います。
いのちについて、考える時間を持ちましょう。