【校長ブログ「今日が楽しい」「明日が待たれる」】卒業間際
|学校長ブログ|
卒業式を今週末に控え、卒業生がお礼のあいさつにと校長室を訪ねてきました。
今年の卒業生とのかかわりで、私にとっての一番の思い出は、中学校、高等学校ともに修学旅行です。
一昨年の10月末、私が貞静学園に来ることとなってわずか4日目。
2年ぶりに実施された今年の高校卒業生の沖縄修学旅行に同行することとなりました。
まだ、誰も名前も覚えていないなか、貞静学園の生徒は皆優しく温かく私を迎え、接してくれました。
沖縄の海洋環境問題について、海浜体験を通してわずかな時間で解決に向けてのプレゼンテーションを見事に作り上げ、積極的に沖縄の歴史、文化、自然を学ぼうとする姿、修学旅行の4日間をみんなで創り上げる今年の卒業生の姿がありました。
夕食時、皆の前で話す機会をいただいたとき、私は「皆さんは、素晴らしい学校に通っています。そのことをしっかりと受け止め、誇りに思ってください」と話したのを昨日のことのように覚えています。
昨年10月の中学校奈良・京都修学旅行。
研修旅行と位置づけた3日間で、中3生は、一時も無駄にすることなく、移動する車内でも学び続け、各自のテーマ追求のためにそれぞれは計画的に訪問し、協力して奈良・京都の歴史文化を学び、互いの絆を深め合う素晴らしい3日間を作り上げていました。
貞静学園で育った、そして伸びた姿を見せてくれました。
私は、今年の中学校・高等学校の卒業生から、貞静学園の素晴らしさを学びました。彼らへの感謝の気持ちでいっぱいです。
学園東門の、サトザクラが今日咲き始めました。
昨年は、卒業式の日に満開でした。
今年も卒業生を祝ってたくさん咲かせてくれるといいな、と願っています。