【校長ブログ「今日が楽しい」「明日が待たれる」】ニュージーランド語学研修2
|学校長ブログ|
7月30日(日)のオークランドの天気は晴れ、昼間少しだけ小雨 昼間の気温14℃で、長く歩くと少し汗ばむほどでした。
ニュージーランド語学研修出発から1週間が過ぎ、この週末、生徒たちはそれぞれのホストファミリーとともに過ごしています。
お土産を買いにマーケットへ、ナイトマーケットへ、小旅行へなど、ホストファミリーと楽しく過ごしているようです。
この語学研修では、英語によるコミュニケーション能力の向上のみを研修目的をしていません。
ニュージーランドの各家庭での生活文化、社会生活におけるルール、食文化などをさまざまな視点から学び、国際性を身につけることも研修目標のひとつです。
例えば、家庭によっては、朝は自分で起きて、支度をして学校に向かう。
寝坊をしても起こしてくれません。
また、毎日用意してくださるランチは、前日の晩にホストファミリーの方と一緒に作ったり、翌日食べるものを数多くの中から自分で選択してランチボックスに詰めたりして自分で用意しているホストファミリーもあります。
さらには、家の鍵を渡されて、下校後ホストファミリー宅に着いたときに自分でカギを開けて入るところもあります。
ニュージーランドには、先住民族のマオリの人々が人口の約16%を占めています。そしてマオリ語は英語とともにニュージーランドの公用語として認められています。
私が毎朝乗るグレンフィールドカレッジに向かうバスの停車案内は、まずマオリ語、続いて英語のアナウンスがあります。
博物館の説明書きも案内板も、マオリ語と英語が併記されています。
語学研修生たちの歓迎式も、マオリ族の習慣に則って行われました
ニュージーランドはマオリの文化を尊重し、多文化共生社会を築こうとしているのです。
語学研修も実質残り3日となりました。
みんな元気に過ごせているようです。
ニュージーランドに来たからこそ学べることもたくさんあります。
多くの成果をもって、日本に戻ってきます。