【校長ブログ「入口はどこにでもある」】”今日は何の日?”
|学校長ブログ|
5月17日、今日は本校の創立記念日です。
今年で、創立92年を迎えました。
今から92年前の1930年、昭和5年に貞静学園の創始者 髙橋満喜先生によって創設されました。
園名は満喜先生が、漢学の大家 簡野道明先生より命名していただいたもので「志が固く、誠実」の意味です。
本校の建学の精神、三つの言葉とそれぞれの内容は次のとおりです。
至誠 すべてに誠心誠意を尽くす
和敬 心穏やかに人を敬う
慈愛 人を、ものを慈しみ愛する
本校では、この建学の精神のもと「礼儀を重んじ、人と協調し、融和することのできる人として、品格を磨き、社会に役立つ人材の育成」を目指して教育活動を展開しています。
もう一度、初心に戻って、入学のころのあの気持ちを思い出してみましょう。
そうして、気持ち新たに今日からまた一歩、踏み出しましょう。
入口はどこにでもあります。
さて、この新型コロナ禍のなか、屋上の開放やエレベーターの条件付き使用が可能になりますが、まだまだ制限が続いています。
振り返ってみれば昨年度はこの時期、4月に緊急事態宣言が発出されて、10分短縮の40分授業やクラブ活動の原則自粛、放課後あれほどにぎやかだった音や声がひっそりとなってしまいました。
たしか、昨年のこの時期に『辛抱』と『我慢』の違いについて話をしたと記憶しています。
「辛抱はやがて実を結ぶ。我慢はいずれは爆発する」
『辛抱』と『我慢』の違いについて、ぜひ調べてみてください。
この難局をまるごと事実として受け止めて、その上で、なんとか対処していこうと前向きに考えていく。それが『辛抱』という言葉に含まれています。
まだまだ辛抱が続きますが、この困難や苦境を乗り越えるため、みんなで力を合わせて、ワンチーム、チーム貞静として、励まし合いながら、前向きに、一日一日を大事にしていく。そのことをみなさんに期待しています。
みなさんなら大丈夫です。