【校長ブログ「入口はどこにでもある」】修了式
|学校長ブログ|
2021(令和3)年度修了式を迎えました。
「『有終の美』を飾る。」という言葉があります。
「有終の美」。「終わりのある美しさ」と書きます。
その意味は、「最後まで立派にやり通し、成果を上げること」。
物事をやり始めるのは誰でもできるでしょうが、最後までやり抜くことは簡単ではありません。
皆さんは新型コロナ禍の中、分散登校やオンライン授業の期間が続き、活動に多くの制限を受けてきました。
皆さんの心の中には不安や口惜しさ、残念な思いが続いたことでしょう。
そのような状況の中でも、学校行事においては、分散の形で実施できた体育祭、一般公開ではありませんでしたが、校内のみで開催できたひなづる祭。
当たり前にあると思っていた日常が実は貴重なもの、尊いものだと痛感させられたことでしょう。
皆さんはそれらのことを乗り越えながら、とにかく今年度をやり終えた。修了の日を迎えた。
そういう意味では自分をほめるとともに、お世話になった方々への感謝の思いを大切にしてください。
令和3年度、皆さんは『有終の美』を飾りました。よく頑張りました。
南門のソメイヨシノが開花しました。