【中学校ブログ】歌舞伎鑑賞教室
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先日、国立劇場にて歌舞伎鑑賞教室がおこなわれました。
中学生のほとんどは歌舞伎を観るのは初めて。
期待していた生徒も、そうでなかった生徒も皆んなとても楽しかったようです。歌舞伎の特徴だけでなく、江戸時代の町人の気質、人情にも触れることができました!
<生徒感想>
事前学習では、歌舞伎の歴史や、役者の種類、歌舞伎というのは元々、傾くと言われていたことや、「歌舞伎」の物語と言っても沢山の種類があることを学びました。僕の遥か昔のご先祖様が、娯楽として、見ていたと思うと、今、ご先祖さまと同じものを、見られていること嬉しく思いました。今日の物語は、夫婦喧嘩のシーンなどの笑えるところもあったり、長兵衛の娘さんが、「お父さん、私が一生懸命はたらくからギャンブルとお酒はもう辞めてくれる?」と聞くシーンに、とても感動しました。また機会があれば観に行きたいです。(中3)
正直にいってしまうと、とても楽しく感じられました。いままでは、内容を理解するのはとても難しいと自分で勝手に思っていたのですが、いざ見てみると歌舞伎の世界に入ったような気分になりました。今回の「人情噺文七元結」は本当に面白かったり感動したりしました。隅から隅まで話が頭の中に入ってきてとても迫力がありました。歌舞伎が昔から愛されてたのは間違いないと確信しました。今回の学習で学んだことは人思いの心かなと思います。主人公の長兵衛が持つ人を大切に思う気持ちにはとても心打たれました。今後からも人を大切にする気持ちを持って生きていきたいと思います。(中2)
一定の楽器だけで音を表せるのがすごかったです。特に太鼓の音で波を演出しているのが独特な表現で、参考にしてみたいなと思いました。歌舞伎からできた言葉だと知らずに、自分が使っていた言葉がたくさんあって、とてもおどろきました。ドラマなどの演技や演出とはまた違って、声が張っていてとても響く声で、古代の言語でも、内容が理解しやすかったです。出演している人は皆男性なのに、女性の役を演じられているのは、とても素晴らしいなと思いました。(中2)
<ひなづる万葉(短歌)>
せっかくの 五十両を やるなんて どうなるお久 ハラハラするよ (中3)
江戸っ子の 人情劇はコミカルで 心温まる 物語だよ (中3)
人生の一回記念楽しさに 喜んでいた自分がいたよ (中3)
流石だな音の強弱面白い 音にできない音を表す (中2)
昔から 愛され続ける 物語 男性だけで 続ける歴史 (中1)
面白く仕掛けもすごい舞台上 抜け目などなく見入ってしまう(中1)