【女子バスケ部】インターハイ予選 結果
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3年生にとっては最後の大会。
ここ2年間は3回戦まで進出しながらもシード校の壁に阻まれていましたが、今年は残念ながら1回戦で敗退となってしまい、あまりにも早すぎる引退となってしまいました。
【インターハイ予選 1回戦】
1回戦:●貞静学園 63-70 創価(1回戦敗退)
1Q:15-17
2Q:15-16
3Q:14-21
4Q:19-16
対戦相手は先の関東大会予選はシード校として出場していた実力校で、試合前から劣勢になることが予想されていましたが、本校のモチベーションも高く、いつになくよい「試合の入り方」ができ、前半は予想外の接戦を演じることができました。
後半に入り、体力・気持ちの面で我慢ができなくなってきたところで流れを相手に持っていかれ、一時11点差まで広げられる展開となりましたが、「最後まで諦めない気持ち」を前面に出し、踏ん張ります。
すると第4Q、開始時に10点ビハインドだった点差を、応援に来てくださった保護者や本校生徒の声援の後押しもあり、終盤で逆転することに成功。流れを完全に引き寄せることができました。
「このまま一気に」という流れでしたが、相手も必死に食い下がります。
残り1分を切ったところで同点。どちらに転んでもおかしくない展開でしたが、最後のところで我慢ができずに先にミスをしたのが本校でした。
気落ちと焦りがさらなるミスを生み、その間に相手が確実に得点を重ね、50秒足らずの間に7点差をつけられ、終戦。
悔しい結果となりました。
ただ、負けはしましたが、この代(チーム)のゲームの中ではベストの試合内容だったと思います。例年以上に穏やかな性格の生徒が多いチームで、時にそれが敗因になるゲームも多かったのですが、今回、特に第4Qでは気持ちの部分でも相手を圧倒する時間帯があり、緊迫した中でも楽しんでプレーしている様子も見られました。
ベンチから見ていて、会場全体を巻き込む雰囲気を感じることもできました。めったに味わえない感覚です。
だからこそ勝ちたかった(勝たせたかった)というのが本音ですが、自分たちでも「達成感」があったのか、時間が経ち落ち着くと、涙の中にも笑顔が多くみられるようになりました。
こういう終わり方も「あり」なのかな、と。
3年生には、これからは自分の道に向かって、これまでの努力を活かしていってもらいたいと思います。
2年生・1年生には、今回の経験をバスケットで直接活かす機会が与えられています。
自分自身のために、チームのために、そして応援してくださる周囲の方々のために、日々また努力を重ねていってもらいたいと思います。
当日もたくさんの方々に応援していただきました。ご期待に結果で応えられず残念でしたが、みなさんの励みを糧にここまでやって来られました。
練習試合・公式戦問わず、応援に来てくださった保護者のみなさまをはじめ、支えてくださった方に改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
そのうえで、これからも見守ってくださいますようお願い申し上げます。
(文責:顧問 本間智)