05月17日 (木)

【校長ブログ】「頑張れ」という言葉よりも…

10日後には中間試験になります。
 
中間試験を目前にしてどんなことを思いますか。
「中間試験、頑張るぞ!」そんな言葉ですか。それとも目標や勉強の計画をしっかりとイメージしますか。
今回は、運動なら粘り強く頑張れるけれど、勉強は、(国語が、数学は、英語も……)苦手だという生徒を「金槌」(泳げない人)に見立てて、そういう人に刺さる言葉とはどんな言葉かを想像してみることにしましょう。
 
 
 父親 「人生、人のせいにするな!」
    「人生を楽しいものにするのは自分の力なんだ。誰かがしてくれるものじゃないんだ」
 息子 「お父さんは、俺のこと、どうでもいいんじゃないか。俺なんか、死んだ方がいいと思ってるんだ」
     (と、吐き捨てるように言い、海に飛び込む)
 先生 「直也君、泳げないんですよ」
     (直也は、犬かきもできずに手をばたつかせている)
 父親 「泳いでこい、直也。生きていたいと思うなら泳いでこい。
     親を恨んで世の中を恨んで溺れて死ぬ気なのかそんなつまらない人生を送るつもりなのか
     (直也は溺れかけ、ただ手をばたつかせているだけである)
 父親 「直也、泳いでこい、ほら、泳いでこい。
     必死で生きようと思えば、手をさしのべてくれる人がいる。俺はそうやって生きてきたんだ」
     (…直也は、やっと父親と手を握れる距離まで海を移動した)
 
 
この会話は映画(『俺たちの旅-30年目の運命-』)の一コマです。
実際であれは、同じように金槌であったとしても海に飛び込んで溺れている人を助けようとする、そう気持ちが動くでしょう。
直也君は父親の叫びに自身の生きる底力を呼び覚まされたのだと管見な解釈をしています。
この一コマを敷衍して捉えれば、直也君は「何を」「どのようにすればいいのか」を感じ取れたから岸まで移動できたのではないか。
 
勉強に話を戻せば、「何を」「どのようにすればいいのか」を伝える言葉が「人の心に刺さる言葉」なのではないかと思います。
 
あなたは「心に刺さる言葉」をかけてもらえていますか。
「心に刺さる言葉」を受け止められていますか。
どれだけ「心に刺さる言葉」を見つけていますか
 
…みんなで登山

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