学校長ブログ

 あなたは、サケの「故郷の川のにおいを感知する力」ってどんな力かご存じでしたか。そしてその力は何に役立っているか想像できますか。
 
 本日のブログは食べて美味しい「サケ」、アウトドア派を楽しませてくれる「サケ」、不思議さいっぱいの「サケ」、サケの驚異を取り上げます。
 *淡水、海水、淡水と生活の場を変えていく一般的なサケの場合
 
 
 ・仔魚(しぎょ)…孵化(ふか)してからすべての鰭(ひれ)が完成するまで。
 ・稚魚(ちぎょ)…鰭が発達し自分で餌(えさ)を摂(と)るようになってからをいう。
 ・スモルト…海水への適応が完了した稚魚のこと
       (「銀毛(ぎんけ)」ともいう)
     ※スモルトに変態したサケが故郷の川を下り、海へと移動します。
      日本からベーリング海を経てアラスカ湾までを回遊。
      回遊距離は1万キロメートルにも及ぶといいます。
      3~5年を海で過ごし、体長でスモルトに変態したサケの10~15倍に、
      体重で1000~3000倍に成長するということです。
     ※北海道におけるサケの成熟年齢は2~9年魚、そのうち回帰魚の8割を
      占めるのが4~5年魚だといいます。
  
 ☆母川回帰…産卵のために故郷の川へ帰ってくることをいう。
     ※なぜ、故郷の川へ戻れるのか?については、諸説あるようです。
      ①故郷の川のにおいを感知できるから。
      ②サケにある体内時計によって。
      ③磁気コンパスを持っているから。
 
 ★一回繁殖…一生に一度の繁殖。
     ※生まれた川にもどるのに、川の流れに逆らい、急流を遡上したりえん堤を
      越えたりしてくる。その産卵場所では他の雄との闘いに勝たなければならない。
      繁殖までに多大なエネルギーを必要とします。繁殖を終えると間もなく死んでしまう。
 
 
 サケが「故郷の川のにおいを感知できる」というのは、稚魚の時期に身につける後天的学習?で、故郷の川へ遡上するときに発揮される力と言えそうですね。いわばそれがサケの「感知力」
 この「感知力」が無ければ一回繁殖が可能にならないのでしょうから、「感知力」は命を紡いでいくための「力」・「技」であると言えるかも知れませんね。
 この仕組みは不思議であり驚きです。
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 6月より学級日誌に「10年後の夢」、更には「抱いた夢で一流になるために必要なこと」について、自分の思いを書いてもらっています。今回は、その一部を紹介します。
 
 
<10年後の夢>
 私は、貞静学園に入って充実した生活をおくっている先生方を見て、自分も高校教師になりたいと思うようになりました。具体的な教科は数学なのですが、実は一番の苦手教科かも知れません。ですが、数学の勉強はとても楽しく感じます。また、今、自分がどこがどう分からないかを将来分かりやすい説明につなげられたらと思います。
 
 僕の10年後は、何かしら「本」に関係する仕事に就いていたいと思っています。僕は本が好きなので「編集者」が今一番の候補です。仕事は、自分がやりたいことをやればいいと思っているので、仕事を楽しむことを念頭に、頑張っていればいいなと思います。
 
<一流になる>
 私が思う一流の教師とは、担当する教科を生徒たちに好きになってもらえるほど魅力のある授業ができる人のことです。ですが、それだけではなく、どんなに初歩的なことでも広い心で教えたり、生徒たちの未来について真剣に考えられる愛情を持っていたりすることが最も大切だと思います。
 
 
 いかがでしたか。刺さりませんでしたか
 2016年「リクルート進学総研」発表によると「就きたい職業ランキング5」は以下の通りです。
 【女子】1位 看護師  2位 保育士・幼稚園教諭・幼児保育関連  3位 教師 
     4位 俳優・アイドル・ミュージシャン・声優・芸能関連   5位 薬剤師
 
 【男子】1位 公務員(国家・地方、警察・消防・自衛官)  2位 教師 
     2位 製造業(自動車・造船など)  4位 建築士・建築関連 
     5位 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・リハビリ
 
 価値観や生き方が多様な社会から自分を「区分する」ことは大変な作業です。多様な社会・時代だからこそ「自己教育力」を高めたいと考え、「夢」を語らせているんです。
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 今年の教育実習を6月4日(月)からの2週間及び3週間行いました。今回のブログでは、教育実習生の一言をお届けします。
 
 
  駒澤大学 T・S
 教育実習を終えて、改めて自分の長所と短所を実感することができ、同時に教育現場で自分の「長所をどう活かせるか?」「短所をどう補うか?」を実践する貴重な体験ができたと思います。具体的には自分の長所である「発想力」や「勝負強さ」から生徒の興味を惹き付け、先生として生徒に向き合えたこと、また自分の短所である「緊張のしやすさ」をイメージを明確にして対策したことが貴重な体験であり自分の成長であったと感じます。
 
  立正大学 M・Y
 3週間という実習が終わりを迎え、通い続けた貞静学園を再び卒業していく感覚で、寂しさが募っています。校長先生を始め、諸先生方、生徒から多くの学びを得ることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。そんな中で生徒からの「M先生みたいになりたい」、恩師からの「あなたは誇れる生徒」という一生忘れられないお言葉をいただき、教師を目指す私にとって大きな励みとなりました。この言葉と共に、自分の夢へと走っていきます。
 
  芝浦工業大学 F・I
 私が教育実習3週間で心に残ったことは生徒が自ら学び成長していく姿です。私はこの実習中で何度も数学の質問を授業内外問わず受けました。そして見るたびに授業中できなかったことが今はできているという場面に遭遇しました。私はそのとき生徒の姿を見て成長を感じ嬉しくなりました。数学が得意でなくとも毎日努力し、できるようになっていく姿に、頑張ろうという思いに元気をもらいました。私はそのときこういう生徒のためにも、もっと分かりやすい授業づくりを目指そうと心に決めたことを強く覚えています。
 
 
 ブログをお読みの皆さん、実習生の一言をどのようにお感じになりながら読まれましたか。私には実習生の言葉が刺さりました。教師の卵の卵として実習をやり遂げ、教師としての「やりがい」を手にしたなと思いました。それが「教師」の魅力であり、また「麻薬」であるんだけど、と。
 教育実習の反省会は、参加者が20名を超えていました。これもすばらしかったなと思っています。(再び、「教育実習生の一言」をお届けすることになるかも知れません。)
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 先日、新生徒会役員の認証式を行いました。皆さんは「生徒会」と聞くとどんなイメージを持ちますか。記事を読んであなたのイメージ度を確認してみて下さい。
 
 
  旧生徒会長 高校3年1組 A・S
 私が昨年度生徒会長になった際に目標に掲げていたことは、生徒主体で学校行事を行うということです。実際に運営していく中で精一杯自分たちで考え、いいものを創り上げようと努力してきました。しかしまだまだ自分たちでできることは多いと感じました。
 新生徒会では、昨年度以上に自らできることを見つけ、生徒発信でよりよい学校行事を創り上げてほしいと思います。
 私自身、生徒会の活動を通じて自分はこのようなことが得意で、逆にこのようなことが苦手だというような自分自身のことをより知ることができました。さらに生徒会の一員として活動することができて、私にとっての学校生活はとても濃いものとなり、今後の大きな糧になりました。学校生活は長いようであっという間に過ぎてしまいます。全生徒の皆さんも少しでも挑戦したいと思ったことは、怖がらずに積極的に挑戦し、自分自身にとって濃い学校生活にしていってほしいと思います。
 最後に生徒会のメンバーや全校生徒の皆さん、先生方の支えのおかげで生徒会の活動を無事に終えることができました。本当にありがとうございます。
 
  新生徒会長 高校2年5組 M・T
 平成30年度生徒会長になりました高校2年5組 M・Tです。
 いきなりの質問ですが、皆さんは生徒会がどの様にあるべきだと思いますか。私は、生徒会が学校にかかわる全ての「人」のためにあるべきものだと考えます。生徒はどんな変化を望んでいるのか。先生方はどんな学校を目指しているのか。それを周りの人はどのように評価しているのか。双方の考えを知りそれを繋ぐ架け橋となるのが生徒会だと考えています。双方の意見を聴き、取り入れ、この貞静学園をより一層盛り上げていくのが本年度の目標です。先輩方が紡いできた伝統を大事にしつつ、生徒会を運営していきます。
 生徒会長として至らぬところが多々あると思いますが、一生懸命頑張っていきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 「まじめ」とか「優等生」とかいうイメージとニアイコールでしたか?
 「生徒主体」「挑戦」「創り上げる」というバトンをしっかり握って走ってほしいですね。さらに、生徒会も、「外に開かれること」も必要と考えます。皆さんはいかがですか。
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 1週間ほど前、「なぜ強い組織になれたのか」をテーマとした研修会に参加しました。講師は、「私どもの学校では3日に1回、席替えをしています。」と誇らしげに話されていました。「え、3日に1回の席替え、どうして?」。
 
 
 『オタクの息子に悩んでいます』(岡田斗司夫著 GS幻冬舎新書)の一部を抜粋します。
 <相談者:中2の女子、自称「陰キャラ」>
 クラスには以下のような階級があるという。
  ・明るくて派手なグループ…一番地位が高い
  ・その下のグループ…2軍
  ・暗くて地味な「陰キャラ」…一番下
 相談者は、「女子にも男子にもさげすまれるのはイヤです。普通に楽しく中学校生活を送るにはどうしたらいいのでしょうか。」と岡田斗司夫氏に相談します。
 
 <回答者:岡田斗司夫>
 「残念ながら『普通の楽しい中学校生活』は存在しません。」「今のあなたはDです。これがイヤなら、踏み出す方法は、ABCのどれかだ」と回答します。
  A 自己改造…自分の趣味を変え、アイドルやショッピングが好きなふりをする。…(強いけどイヤなタイプ)
  B 社会改造…こんなクラスは間違っていると主張し、生徒会に立候補したり先生に訴えたりする。…(正義感があるけど暗い子)
  C 環境変化…家庭と中学生活以外に、所属できるグループを見つける。…(賢いけどずるい子)
  D 逃  避…息を潜めて高校になるまでひたすらがまんする。…(優しいけど弱い子)
 
 
 相談者は、親や担任の先生に相談していたのでしょうか。だとすれば、有効なアドバイスは得られていなかった。だから、岡田斗司夫氏に相談したのでしょう。
 このブログをお読みの皆さんでしたら、どのように回答しますか。
 私ですか。たぶん「3日に1回の席替え」という言葉が心に刺さっているのは、相談者の質問への一つの回答がそこにあると思ったからだったのだろうと思います。本学園でも比較的短期間に、多くのクラスで席替えをしています。「席替え」は、解決策を「点から線に、そして面に」する一法、ですね。
 
…みんなで登山

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