01月31日 (木)

【校長ブログ】~初釜~

 1月19日(土)、2週間程前になりますが、

  見た目は「どろり」、

  苦みや渋み以上に「香り」の良さと「うまみ」

を感じる体験をしました。

 

 そう、本校における「初釜」。生まれて初めての「お濃茶こいちゃ」を頂戴ちょうだいするという体験をさせていただきました。

 

 

 

 さて、茶道部の部員にインタビューをしましたので、ご紹介します。

 
 

 ――「初釜」の意味や目的について教えてください。

 

新年に初めて釜をかけること、つまり、新しい年を祝う茶道の新年会です。

 

 

 ――初釜の際、床の間に飾るものがありましたね。

 

じく香合こうごう、それからお花です。今回は、お軸に書かれている言葉は「寿」。香合は羽子板はごいたです。お花は、梅と椿つばきです。

 

 

 ――今回の初釜のお手前に使ったお抹茶はどのようなお抹茶でしたか?

 

濃茶こいちゃとおうすです。

お濃茶とは、お薄の何倍ものお抹茶でてます。渋みだけでなく甘みもあります。改まった席のお茶で、一わんを数名で飲みます。本来のお茶を楽しんでいただくものです。

お薄とは、薄手のお茶碗を使いお抹茶の量はそれほど多くはありません。気軽に楽しんでいただけるお茶です。

 

 

 ――今回主菓子おもがしとしてどのようなものを用意しましたか?

 

森八もりはちの「つばき」を用意いたしました。

 

 

 ――本校の茶道の流派は何派ですか?

 

裏千家です。

 

 

 ――どんなところに茶道の魅力を感じていますか? 部活について一言ひとことえてください。

 

H・K

 礼儀・作法を学ぶことが出来るところです。

 お茶は日本の伝統文化なので、将来のためになると思っています。

 

 私たちは今回で茶道部を卒業ですが、来年新1年生がたくさん入部してくれるようにできればよいと思っています。部活動紹介の時間を作ってほしいなと思いました。

 

 

Y・T

 礼儀作法を学ぶことが出来るところです。

 

 

K・O

 たくさんあると思いますが、日本の伝統を学べることだと思います。なぜなら、掛け物やお花、お菓子、輪島塗でつくられている道具からも日本の伝統を知ることができると思います。また、茶道のお手前では、心が清らかになります。そして、将来、成人式で振袖等を着たとき、役に立つ歩き方も日々の部活で学ぶことができます。そういう点が私にとって茶道の魅力と考えています。

 

 今回の初釜で、先輩のお手前をお客様として肌で感じるものがたくさんありました。一つひとつ丁寧ていねいな動作だったりご飯の食べ方だったり学ぶことが多かったです。ですので、来年は、自分たちが先輩方のように、後輩に一つでも感動してもらえるようなお手前ができるように、日々、精進していきたいと思います。

 

 

K・I

 日本の伝統美をあらゆる角度から堪能できる「和」に触れられるところです。

 

 後輩に尊敬される良い先輩になりたいです。

 

 

A・K

 心がきれいになる。日本の伝統を学べるところです。

 

 (部活動の雰囲気が)とても良いと思います。

 

 

H・I

 集中力が高まることやお菓子が美味しいというところです。

 

 

H・N

 「和」の心を学ぶことで、私生活でも礼儀正しくふるまえるところです。

 

 私は、茶道部で初めての男子部員で、中学からの入部です。その頃は四つも五つも年上の先輩方の中での部活だったので息苦しい時もありました。しかし、今は部長に推してもらい、期待されているので部活を大きくすることを目標に活動しています。

 

 

 

「茶室でいつも静かに鳴り続ける音。『松風』。釜の底に鉄片が漆で貼りつけてあり、沸きだすと『し、し、し、し』と断続的に鳴り、やがて『し――』と一つになる。」

          (1月27日付「折々のことば」より抜粋)
 
今回、比喩的ですが、そんな体験もすることができました。

「初釜」、足のしびれがなければ、お手前をもっと味わえたかもしれません。

…みんなで登山

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