03月21日 (木)

【校長ブログ】~時間~

 今回のブログで、一足早い春休みに入りたいと思います。

 

 何だよ。もう仕事しないのかよ。

 

 いえ、「ブログの春休み?」という意味ですよ。

 

 

 

 今回は、この春休みにもう一度読みたい一冊を紹介します。

 

 

 

 大人も子どもも忙しい毎日を過ごしています。つまり、こんな表現も可能なのかなと思います。

「時間を奪われる毎日である」と。

 

 

 

 六章 インチキで人をまるめこむ計算
 
 とてもとてもふしぎな、それでいてきわめて日常的にちじょうてきなひとつの秘密ひみつがあります。すべての人間はそれにかかわりあい、それをよく知っていますが、そのことを考えてみる人はほとんどいません。たいていの人はその分けまえをもらうだけもらって、それをいっこうにふしぎとも思わないのです。この秘密とは――それは時間です。

 時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところであまり意味はありません。というのは、だれでも知っているとおり、その時間にどんなことがあったかによって、わずか一時間でも永遠えいえんの長さに感じられることもあれば、ぎゃくにほんの一瞬いっしゅんと思えることもあるからです。

 なぜならば、時間とはすなわち生活だからです。そして人間の生きる生活は、その人の心の中にあるからです。

 

 

 

 

 表紙には「時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語」とあります。

 灰色の男たちは言葉たくみに人々から時間を盗んでいくんです。その男たちから不思議な力を持つ主人公の「モモ」(女の子)が奪われた時間を取り戻すというファンタジーです。

 

 

 

 あなたも読んでみませんか。『モモ』ミヒャエル・エンデ作(大島かおり訳)。

…みんなで登山

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